絵と生活
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思い出されるのをまってる

うしなうことはいいことなのだよ、ということばも、いったりきたりする。(今日のもともと予報

 

7/23 パソコンをさわっているとき、蜘蛛が目の前にすーっと降りてきた。橋口監督の『「まっすぐ」』をぱらぱら読んだ。

「三島(由紀夫)読みなさい。歌舞伎見なさい。オペラ見なさい。バレエ見なさい。あんたは、一度映画を選んだんだから最後までおやんなさい。水を飲んでもいい。盗みを働いてもいい。最後までおやんなさい。あんたはやれる」

淀川長治さんの言葉、強い。

7/24 科捜研の女の再放送をみていたら、松原タニシさんが出てきた。

7/25 夕焼けがすごかったらしいのに寝ていた。起きて犬の散歩。暑すぎて、諸星大二郎の死体をなかったことにする話を思い出したりした。

7/26 老犬を抱えて電車を待つ夢をみた。夢のなかで、岡野さんの老犬を抱えて帰る短歌みたいやなあと思った。

7/27 夕立があって涼しくなった。犬と散歩中、サギが道を歩いていて、車が通りすぎるのを待っていた。

7/28 台風が近づく。

7/29 午前4時半、雨風がすごい。犬はぐっすり寝ていた。『寝ても覚めても』を少しずつ読む。映画公開までに読み終えたい。

 

そのとき、目の前のすべてが、過去に見えた。モニターの中ではなくて、外に広がる、今ここにあるものこそが、すべて過去だった。(柴崎友香『寝ても覚めても』)

七月の風の道を

はたちよしこさんの詩「車のサイドミラー」の絵を描きました→「風の道を」

魔法にかけられたようにねむい

「わたしは文学のいいところは、善悪にゆらゆらしてるとこだとおもう。」

今日のもともと予報

 

7/16 今年ヤモリをみてなくてなんか不安。と思っていたら、夕方、姿を現した。

「低級の魔法使いに魔法をかけられて、この夏、ずーっと、うとうとするのもいいなとおもった。」

今日のもともと予報

 

7/17 もらったシソジュースが美味しい。水分の取りすぎなのか、足がむくむので、マッサージの動画をみてマッサージした。足の裏を肘で押すのが気持ちいい。

 

「神様はたぶんひとりひとりにいろんなものをさずけてくれたけれど、わたしには見えないてすりをくれた。」

今日のもともと予報

 

7/18 犬の散歩中、炭酸水で割ったシソジュースと同じ色の空と、たまったほこりみたい雲だった。

 

わたしは電話でいう。「きょう、わるいことをしてきたんです」と。

今日のもともと予報

 

7/19 連載の絵を描くのに精一杯で、メールをみるのもできなくなってきた。

「旅行代理店できちんとしたツアーが組まれたみたいに、愛と呪いはパックになる。」

今日のもともと予報

 

7/20 ほんわかテレビに吉田会長が出ているのをみた。一行怪談漢字ドリルは甥っ子にプレゼントしたい。

「そうか、わたしは詩を読みにいくんだなとおもった。なんかたぶん、しなないために。」

今日のもともと予報

 

7/21 家の近所の蓮畑をみたら、まだ蓮が少なくて、畑の淵にしか蓮がなかった。真ん中はぽっかり空いていた。

「ここもひとつのはじまりだからそんなに暗くならないで」

今日のもともと予報

 

7/22 口内炎パッチを初めて使った。BSでバットシェバ舞踊団 「ラスト・ワーク」をみた。すごくおもしろくて、最初からみればよかったと後悔した。

とてもそぼくで、ありきたりで、ものすごくふつうの、ほっとしたもの

7/9と今日のもともと予報

『クリムゾン・タイド』を観た。潜水艦映画はたいていおもしろい。これもとてもおもしろかった。犬がでてくると思わなかった。犬もよかった。

7/10と今日のもともと予報

電子レンジのタイマーが壊れたようで、牛乳をとめどなく温められて噴きこぼれた。

7/11と今日のもともと予報

『インサイダー』をやっと観た。観たいと思ってから18年経っていた。おそろしい。とてもおもしろかった。アル・パチーノ目当てで観ていたけれど、ラッセル・クロウがよかった。

7/12と今日のもともと予報

セブンイレブンのアボカド&チキンのサンドイッチがおいしい。毎日食べたい。

7/13と今日のもともと予報

庭の柿の木の下に人がいて、びっくりした。水道の検針のひとだった。水道メーターがなんでそこにあるのか謎。

7/14と今日のもともと予報

頭痛で眠れなかった。バファリンが切れていて、どうしようもなくなっていたが、頭痛に効くツボを押していたらよくなった。ツボ、すごい。『殺したい女』を観た。オープニングのアニメーションがとてもかわいかった。これもまた犬がよかった。

7/15と今日のもともと予報

毎日暑すぎる。電子レンジのタイマーが突然直った。モスバーガー、ナンタコスとナンドッグが復活してる。うれしい。

愛とかはまあいい

7/2と今日のもともと予報

BSドキュメンタリー「原音のサバンナ」をぼんやりみる。ライオンたちの昼寝やカバの争いをみた。

7/3と今日のもともと予報

4時ごろ1分間の停電。『王になった男』を観た。もしかして、イ・ビョンホンの映画、初めてなのではと思いつつ観た。とてもおもしろかった。

 

7/4と今日のもともと予報

「ぜんぶパンなのかも、愛とかはまあいいとして」っていい言葉だな、と思った。

7/5と今日のもともと予報

雨。BSドキュメンタリー「ペルシャリスの四季」をみる。その間もずーっと雨だった。

7/6と今日のもともと予報

雨季なのかっていうような雨。大雨特別警報が出てる。テレビをつけたら、上祐さんが会見をしていて、なんでって思ってみていて、そうなのか、となった。オウムの事件は地震と記憶が近すぎて混乱する。

7/7と今日のもともと予報

ずっと雨音をきかされるのに、犬が耐えられなくなったようで、朝から鳴き続ける。

7/8と今日のもともと予報

スイカを食べて、素麺を食べた。

風のことから詩の支度へ

6/25と今日のもともと予報

扇風機を出した。暑い。

6/26と今日のもともと予報

犬の散歩、暑すぎる。犬用の水筒を買ったのに、全く飲んでくれない。

『セント・オブ・ウーマン』、フィリップ・シーモア・ホフマン出てたのか。アル・パチーノってやっぱり好きだなと思う。

6/27と今日のもともと予報

本と雑談ラジオ66回を聴いて、『メタモルフォーゼの縁側』を買う。『ブリグズビー・ベア』も観たくなるが、タイトルが覚えられない。

6/28と今日のもともと予報

セールで夏用のデニム、リネンシャツ、綿のシャツを買う。

強風の中、犬の散歩。ハイビスカスが飛んできた。太めの柴犬と老犬に会う。老犬はいつもほぼ抱えられて散歩している。満月が濃くて、雲が多いのに存在感がすごかった。

6/29と今日のもともと予報

すごい雨と雷。犬が不機嫌だった。神戸新聞の次の連載小説が窪美澄さんでとても楽しみ。

6/30と今日のもともと予報

『犬ヶ島』をやっと観に行った。とてもよかった。細かいことにこだわるのって豊かなことだなと思う。街は、田舎より本当に暑い。須磨海岸が、海の家でぎっしりし始めていた。

7/1と今日のもともと予報

冷やし中華を食べたし、冷蔵庫にスイカがあったし、7月になった。

毎日カラスの鳴き声で目覚めている気がして、記録してみたら、カラス、カラス、カラス、スズメ、少しスズメ、遅めのカラス(嵐の影響か?)、カラス、で目覚める1週間だった。