絵と生活
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申し分のない五月

ポケットの硬貨2枚をネクターに変えて五月の風のなか飲む/岡野大嗣

 

5/21 越田クリニックさんの二十四節気の連載が終わった。

5/22 春陽堂書店で「今日のもともと予報−ことばの風吹く−」が始まった。ここで一日一枚絵を描くことになる。

5/23 『ドライビング Miss デイジー』を観る。いい映画だった。ラストシーンのパイを食べるとこで泣きそうになる。「それで元気なの?」「何とかやってます」「私もよ」「何とかやっていくのが人生ですな」

5/24 濱口竜介監督の『天国はまだ遠い』が今日までWEBで観られるので観た。内容を全く知らず、ちょっとびっくりした。夜、『最強のふたり』を観る。

5/25 5月に入ってからずっと顔がかぶれて痒い。この前、洗顔料を元に戻し、よくなってきた気がしていたけれど、まだ痒い。もしかしてシャンプーかなあと思い、シャンプーも元に戻す。

5/26 イニエスタのすごさを友人に説明してもらう。10年前に働いていた職場の、隣の席のOさんがサッカー好きで、ブログをしていたことを思い出す。久しぶりにそのブログを探すと、ウエルカムイベントにしっかり参加して、イニエスタの写真が載っていた。

5/27 風邪をひいた。

小満

西尾勝彦さんの小満の詩に絵を描きました。→越田クリニックさん二十四節気

みどりの布団

にんげんがひとり にんげんがふたり 五月の草に眠れるひつじ/岡野大嗣

 

5/14 元気や勇気や希望をもらっていたカーネーションが28日までない。しょんぼりしていたけれどコンフィデンスマンJPの副音声を初めて聞いて、なにこれおもしろい!となってちょっと元気が出た。

5/15 犬ヶ島の前売り券とフィギュアをセブンイレブンに取りに行った。予想よりはるかに大きい箱を渡されてびっくりした。

5/16 本と雑談ラジオ第63回を聴く。『君の名は。』は、欲望を肯定しているところが支持されてる、というようなことを言っていて、なるほどなあと思った。

5/17 『歩いても 歩いても』を観た。よかった。亡くなった兄が、いないのにものすごくいる感じがすごかった。また『岸辺の旅』を思い出して、『岸辺の旅』は夫がいないのにものすごくいる結果、幽霊として姿がみえてんのかなと思った。年末あたりにやっていた是枝裕和×立川談春の対談番組で、是枝監督が、”めぐる感覚”の話をしていて、なんかそのことも思い出した。「時間の流れが円を描いていて、最初と最後でちょっとちがうとこに辿り着く」

5/18 『かぐや姫の物語』を途中から観た。月の使者がやってくる時の音楽、噂に聞いていたけれど、怖かった。そして、姫の意識がいきなりぶちっと途切れるところも本当に怖かった。録画していたので後でもう一度ちゃんと観た。「めぐって心を呼びかえせ」と歌うところで、是枝監督の”めぐる感覚”の話をまた思い出した。

5/19 駒井さんと、三宮で巨大なミックスジュースとバナナジュースを飲んだ。その後元町映画館でケント・マエダヴィッチさんの映画「四月の永い夢」公開記念展をみた。『四月の永い夢』、主演がかぐや姫の朝倉あきさんだ。

5/20 『万引き家族』がパルム・ドール!これは『映画を撮りながら考えたこと』を買う機会だと思い、注文しようとしたら在庫がなかった。かわりに『世界といまを考える1』を買った。

鹿と塵

「はい」の後

/柳本々々

 

5/7 ブログ始めて8年になった。10年したら、10年日記買おう。夜、雨がやんだので犬と散歩。

5/8 『岸辺の旅』を観た。最初、深津絵里の顔がなかなか見えなくて、深津絵里が幽霊のように見えた。『散歩する侵略者』では宇宙人になって夫が帰ってきて、『岸辺の旅』は幽霊になって帰ってきて、『メッセージ』も思い出して、女のひとは未知のものとコミュニケーションとるのがうまいのかもしれない。

5/9 いろいろ観たい映画や展示があるのに街に行く元気がない。mixiが必要になり、自分のはもうないので妹のを借りる。名前を「姉が使用中」にして使わせてもらう。

5/10 テレビみてたら「次やればうまくいくかもしれない」と役所広司が言っていた。

5/11 カーネーション、お母ちゃんが朝、イブニングドレスで踊るところがめちゃくちゃよかった。

5/12 ツバメが家の中に入ってきて、てんやわんやした。『その話は今日はやめておきましょう』ってタイトル、すごくいいなあと思っていたら、Siriで遊んでいてSiriが答えた言葉だと井上荒野さんがつぶやいていた。

5/13 『後妻業の女』を観た。「趣味は、読書と夜空を見上げること。」大竹しのぶに釘づけになった。スーツケースからはみ出た髪の毛を切るシーン、なんか頭に残る。

 

幸福の議論では「幸福という状態」のことと「幸福になるための方法」のことがしばしば混同される。たとえば「一人になることで幸せになる人」がいる一方で、「たくさんの人の中にいることで幸せになる人」もいる。これは「幸せのための方法が人によって違う」と考えるべきで、「幸せ」自体が人により違うのではない。(矢野和男『データの見えざる手』)

『データの見えざる手』をぽつぽつ読んでいて、これ勘違いしてたなあと思った。

五月の風の道を

はたちよしこさんの詩「夕焼け」の絵を描きました→「風の道を」

落下、静まりかえった青空

べこべこの青空どうしても五月/柳本々々

 

4/30 甥っ子と紙飛行機を飛ばしたり、『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を二回観たりした。夜中、庭でどこかの猫がにゃーにゃーうるさいので見に行くついでに満月も見た。犬が注射されてしょんぼりしていた。

5/1 犬のしっぽが毟れていて、薬を塗った。換毛スピードにブラッシングが追いつかない。葉ねでころころ智丸の会に申し込んだ。MARCOMONDEのスズランソックスが届いた。

5/2 カーネーションがおもしろすぎて、次の放送が7日なんて信じられない。糸子の父の「けど、そっちの方がおもろいで」がよかったなあ。夜、雨が止んでから、犬と散歩を久しぶりにした。強風で頭が痛くなった。

5/3 『フリーランス、40歳の壁』、9ページ目で「フリーランスとホームレスの違いについて。」があって信頼できる本。と思った。

5/4 『データの見えざる手』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を買った。

5/5 甥っ子が持ってきたLaQが楽しくて、甥っ子が作ったものも破壊して没頭してしまい、甥っ子が怒り出した。私は色にこだわって作り、甥っ子は形にこだわる。色には全く無頓着だった。

5/6 僕は怖くない第273回「GWのこわ〜いお話2018」を聴いた。映画『アザーズ』のような話があって好きだったけれど、こんな体験は絶対したくないと思った。神戸新聞の木皿食堂「これはあの時の気持ちだったと後で気づいたりする。」話がよかった。『さざなみのよる』が気になる。買うか悩む。

立夏

西尾勝彦さんの立夏の詩に絵を描きました。→越田クリニックさん二十四節気