花にもね幽霊がいてそこここにただ咲いている明滅してる/柳本々々
犬と月食をみた。
絵と生活
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ひとつひとつの日々が瀕死です。/柳本々々
この前買い物に行ったときに見かけた、とてつもなくでかい犬、母も目撃したらしい。またもう一度出会いたいと思うでかさだった。
星ひろう。なんでもひろわないでねときみにいわれる。「はい」とこたえる。/柳本々々
寒い。犬の水が凍っていたけれど、犬は平然としていた。
塚口サンサン劇場で『桐島、部活やめるってよ』が上映される。観たい。
たやすみ、は自分のためのおやすみで「たやすく眠れますように」の意/岡野大嗣
「老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら」のブックカバーを作りました。セブンイレブンのネットプリントで1月29日まで印刷できます。予約番号は「63775797」です。→犬の名はリリー
かみさまとパズルをつくる真っ白の/柳本々々
いろいろみたいドラマがあったはずなのに『ぼくは麻里のなか』しかみれてない。
『素敵なダイナマイトスキャンダル』が映画になると知り、ずっと買おうか迷っていた『絶対毎日スエイ日記』買った。
それからすこしみずをのんで
なんでもないばしょで
だきあって
さわりあい
はなしをつくり
はなしだし
ねむった
(柳本々々/日本の目黒、勇気)
『バルタザールどこへ行く』を観た。15年くらい前に映画館でもしていて、そのときからずっと見逃していたのでうれしい。テレビで観られると思わなかった。ロバが見届け人になってる映画だった。この前「僕は怖くない」を聴いていたら、金田一は天使的なかんじ、見届けるだけ、と言っていて、ほんまやなあと思ったのを思い出した。
岡野さんと木下さんの『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』の巻頭の歌、「七月、と天使は言った てのひらをピースサインで軽くたたいて」も思い出した。天使のてのひらをたたくジェスチャーは、七月じゃなくて、全く違うメッセージだったのかもしれないと思った。
老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら/岡野大嗣
パンフレットを整理していたら、『顔』のパンフレットに「逃げることは、何かを追うこと也。」と書いてあった。
シルバニアファミリーの冷蔵庫の氷のことを寝る前に思い出していて、あの氷が好きだったけれど、今もシルバニアの世界は氷で冷やす冷蔵庫を使ってるんだろうかと気になって検索したら、現代の冷蔵庫になっていた。
うしなわれたものの周辺でたのしく暮らす/柳本々々
『モネ・ゲーム』を観た。オープニングのアニメーションがとてもかわいかった。何回もみてしまう。
モリス氏の誕生日だと気が付いて、妹におめでとうと伝えといてとメールした。
運命のひとがケチャップ買ってくる/御前田あなた
新聞をみたら、井上荒野さんの『キャベツ炒めに捧ぐ』がセンター試験の問題になっていて、読みたくなって読んだ。「植物が伸びるように人間は生きていく以上は笑おうとするものだ。」のところが好き。
きえていくことばのさきでであうひと/柳本々々
年末にしていた「最果タヒの2017最果てラジオ」を聴いた。ふだん詩をほとんど読まないので、へーって思うことばかりでとてもおもしろかった。葵わかなさんの朗読と感想がすごくよかった。その詩が本当に好きなひとに読まれることは、詩にとって幸せなことなんやなあと思った。最後の方ですれ違ったひとの話をしていて、岡野さんの「目のまえを過ぎゆく人のそれぞれに続きがあることのおそろしさ」の歌を思い出した。
星ひろう。なんでもひろわないでねときみにいわれる。「はい」とこたえる。/柳本々々
『勝手にふるえてろ』を観た。めちゃくちゃおもしろかった。『桐島、部活やめるってよ』を初めて観た時のような感動。松岡茉優を堪能した。あと、名前ってほんまに重要やなあと思った。
降りぎわに「じゃあ」と握った手のかたち合えば二人の「またね」は祈り/岡野大嗣
木下さんと岡野さんの『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、めっちゃ売れてる。すごい。ずっと前に買った透明のブックカバーをこの本にかけたらいい感じになった。
飼い犬にパン齧らせる夕方のこれ以上ないなめらかなこころ /岡野大嗣
この絵柄のブックカバーを作りました。セブンイレブンのネットプリントで1月12日まで印刷できます。予約番号「42743615」です。→サイレンと犀と飼い犬とパン
朝はまだ仕事の時間ではなかったからわたしはベランダにいる。いつもどおりの円盤が飛び交う空に、すてきな円盤だなあ、とおもうがそれはそのままにして黙っている。(柳本々々「円盤と生活」)
神戸新聞にドムドムバーガーが取り上げられていて、「ドムドム連合協会」というのがあると知った。