ありがとうございました こんなにもあかるい別れの朝の青空/中山明
祖父のことを寝る前に思い出していて、ひょうたんを育ててオブジェ作ったり、へちまを育ててボディブラシ作ったり、その他よくわからないものを作っていたけれど、逆上がりの練習用に、鉄棒を作ってくれたことが今でもうれしく思う。
絵と生活
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ありがとうございました こんなにもあかるい別れの朝の青空/中山明
祖父のことを寝る前に思い出していて、ひょうたんを育ててオブジェ作ったり、へちまを育ててボディブラシ作ったり、その他よくわからないものを作っていたけれど、逆上がりの練習用に、鉄棒を作ってくれたことが今でもうれしく思う。
TV観てぼんやりしてたら夜になりまたがっかりをひとつかさねる/西之原正明
BSで『スローターハウス5』をまたしてたので観た。たくさんの死と自分の死やなとかやっぱり変な映画やなあとか思った。あとなんとなく『パターソン』に似てるような気がした。奥さんと犬の存在かな。
『ある日どこかで』もまたしてたので録画して観た。『君の名は。』が好きなので、この映画ももちろん好きだけれど、見終わると幽霊にとり憑かれた人のようにも思ってしまう。
今日のわれをしいて入れるとするならば邪悪なパンダというカテゴリー/久野はすみ
長谷川書店さんに『きょうごめん行けないんだ』やトートバッグを追加で持って行った。長谷川さんとAIの話で言い合いになる。友人に、最近幽霊に興味もってるみたいだからこれあげます、と『呪い方、教えます。』の本をもらった。
お前誰だと毎日海が聞きに来る/むさし
じまさんとメリーゴーランドで前田ひさえさんの展示をみたり、Tobichi京都へ行ったり、パンを買ったりした。河原町にしかいなかった。カラヒカレーのチキンカレーが美味しかったのでまた食べたい。
神様は二段ベッドの上にいてときおり下のぼくに手をふる/岡野大嗣
寒いので花原史樹さんの猫トレーナーを出した。ぬくい。これ、白い方も買えばよかった。
大阪〈生きた建築〉映画祭で、『貸間あり』が上映されるので観にいきたい。
これからのことを話すのがキライ 流星や季語について話しつづける/山下一路
ときどき川崎さん、元気なんだろうかと思って、「川崎ゆきお日誌」を見に行く。今日もさっきふと、「川崎さん元気なんだろうか」がきて、見に行くと、今日の午前8時54分の日記があってほっとした。
だから気温的には楽なのだが、雨がいけない。今朝は理想的な時間に目が覚めたのだが、雨が降っているのが音で分かるので、起きる気がしない。少し布団の中でじっとしていると、また寝てしまったようだ。時計を見ると、理想から一時間ほど過ぎていた。しかし、眠い状態で起きると、一日がだるい。時間的には理想的だが、体調は理想的ではない。だから二度寝してしまってもいいのだが、寝るつもりはなかった。少しじっとしていただけだ。これは起きないで、寝てしまうということなのだが、あとは出たとこ勝負で、そのまま寝入ってしまうか、寝ないで起きたままなのかを賭けたようなもの。結果は寝てしまったが、これは勝ち負けではない。どちらになるかを体に託しただけ。それで神託が出たわけではないが。(川崎日誌2017年10月22日(日) 午前8時54分)
二度寝した、が長文で書いてあって笑ってしまった。
もう一つ世界を増やす準備する/竹井紫乙
小鳩ケンタさんの展示をみて、帰りにパンダ展用の額を買った。あ、そうだ、と思い立って、江國香織さんの小説をどさっと買った。今まで読んだことがなかったけれど、なんとなく今が読む時期だと思った。
「言葉が世界を変える。本書は詩の力を描いた小説だともいいうる。」という奥泉光さんの解説に惹かれたので『真昼なのに昏い部屋』を読んでる。
すごく好き夜にまぎれて見つめてる/竹井紫乙
『散歩する侵略者』をもう一度観て、パンフレットを買った。『散歩する侵略者』の宇宙人は姿が見えなくて、その目に見えない宇宙人が目に見えない概念を集めるっていうのになんか納得させられる。
NHKのAIの番組がおもしろい。その番組でも概念の話をしていて、『散歩する侵略者』の宇宙人ってAIみたいだと思った。
夏が終わっても怪談への興味がなくならず、引き続き怪談を聴いてる。AIと幽霊が気になる。
あたしたちだんだんふたりになるじゃない どうしたらいいのどうしたらいいか/柳本々々
「そうよ、鞠子ちゃん。よくわかっている。祈りよ。みんな気がついていないけれど、実は祈りによって生活はできているのよ、はっはっは」
金氏さんは笑った。
(山崎ナオコーラ『趣味で腹いっぱい』)
新聞小説って、いつも途中で挫折するのだけれど、今回は最後まで読む気がした。
夏が去って夏じゃなくなるほんとうに呼んだらほんとうに来てくれる?/佐伯紺
西岸良平、ホラー漫画もあるって、吉田会長のラジオで初めて知った。西岸良平の絵が小さい時からとにかく怖くて、今でも一番怖い絵で、できるだけ西岸良平の漫画は目にしないようにしていた。父親の本棚に一冊だけあったあの西岸良平の漫画は、たぶんホラー漫画やったんやろうなと思った。
運命の糸をコップに貼り付けて言葉を交わす連絡手段/宇野なずき
トークイベントの打ち合わせに長谷川書店さんに行った。なんかすごい本屋らしいと聞いていたけれど、ほんまに変でおもしろかった。小宇宙のような。詩人の西尾さんから、石が置いてありますよって聞いていて、棚をみたら、ほんまに本といっしょに置いてあった。堂園さんの歌集と一緒に置いてある白い石がちょっとほしくなった。堂園さんの歌集もそうだけど、西尾さんの昔の詩集とか品切れで手に入らないはずの本が普通に売ってる。「きのこポストカードブック」を買った。
写メでしか見てないけれどきみの犬はきみを残して死なないでほしい/岡野大嗣
犬が、一日一回は嚙むおもちゃを噛んでるところを見てほしいようで、いつもだいたい犬の就寝前に、珈琲を飲みながら見てる。
わたしには世界を包むひと言が見つからないが「怖い」と言へり/目黒哲朗
坂崎千春『片想いさん』を読んでる。すごくいい。だいぶ前に、いいですよって聞いていて、そういえばと思って買ってよかった。バウルーがほしくなる。
散髪の帰りの道で会う風が風のなかではいちばん好きだ/岡野大嗣
『皆殺しの天使』、映画館で観たい。
「僕は怖くない」を聴いていたら、吉田会長が幽霊のことを愛にたとえて説明していて、それがなんかとてもよかった。