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やさしいタコ
2014.11.30 Sunday
威嚇するするどい爪も牙もないだから毛布をかぶって眠る(西之原正明)
ニッポンのジレンマをぼんやりみていたら「ハロー風景の冊子らしきものをぱらぱらしてる人がいる」と思ったらハロー風景の俳句の方だった。デザインばかり見ていて誰の俳句なのか全然知らなかった。
01:07
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苺置き隊
2014.11.30 Sunday
手がかりに木の実落としてきたのになすべてが森になってしまった(本多響乃)
「泣くな、はらちゃん」の最終回を今頃やっと観た。消してなくてよかった。
ドラマも映画もこころ旅も、録画がどんどんたまっていく。
00:11
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コロネの獣
2014.11.29 Saturday
安全を求めるうちに狭い方暗い方へと追われる獣(工藤吉生)
危険ドラッグのニュースをみると「レクイエム・フォー・ドリーム」をテレビで放送したらいいのにと思ってしまう。
16:48
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泥だんごときどき熊
2014.11.28 Friday
どろどろに溶けて土へと混ざりたい きょうは私をおやすみします(野比益多)
犬と短歌のブログが最終回だった→
犬と短歌9(いつでもマルは)
マルのことを書けてよかった。ただ紹介できなかった犬短歌がまだたくさんあった。
00:35
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インスタント地獄
2014.11.26 Wednesday
堕ちていく人の心を噛み砕き鰐は今夜も地獄を守る(比嘉美織)
鉄分の錠剤、いくらすばやく飲んでも血の味がする。朝からげんなりする。
21:28
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チューバの水たまり
2014.11.26 Wednesday
わたくしを捨てたあなたのこれからの世界が雨でありますように(たえなかすず)
三連休は妹がやってきて、どこにも行かず、うる星やつらの好きなエピソードを言い合っていた。
うる星やつらのカレーはちゃんとローリエが入ってたなぁとか。うる星やつら、読みたい。
21:11
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ポケットから動物が走る
2014.11.24 Monday
おねがいねって渡されているこの鍵をわたしは失くしてしまう気がする(東直子)
「インターステラー」「6才のボクが、大人になるまで。」「トム・アット・ザ・ファーム」「0.5ミリ」「フランシス・ハ」「ゴーン・ガール」が観たい。あとぴあフィルムフェスティバルのSF・怪奇映画特集が楽しそうだけれど、アートビレッジセンターの座席がつらいので行く気がなくなる。3時間近くある惑星ソラリスをあの椅子で観るのが耐えられない。
18:40
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白鳥ほどの距離
2014.11.23 Sunday
湖の近くに家があると言うなるべく嘘に聞こえるように(服部真里子)
こどもの頃に父とテレビで観た「グレムリン」を再び一緒にテレビで観てる。
「鳥」と「光る眼」も父と観たなぁと思い出深いので、いつかもう一度一緒に観たい。
21:14
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オオカミロボ、フリーズ
2014.11.23 Sunday
くちばしで穴をあけ幹に棲みますわたしそのように君に棲みます(石畑由紀子)
スカイビルに行ったらクリスマスマーケットをしていて、「これが津村さんのウエストウイングで出てきてたやつか!」と一人で感動した。スカイビルなんてめったに行かないので、クリスマスの時期にこんなんしてるって全然知らなかった。立派なメリーゴーランドも回っていた。
09:26
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コタツリー
2014.11.22 Saturday
ぼんやりと暮らしています出来るだけ明日もあさってもああぼんやりと(森魚ゆこ)
「天才スピヴェット」、3Dでもう一度観たい。シネリーブル梅田の上映スケジュールを調べたら、来週から3D版の上映が減ってる。早めに行かないと。妹に「天才スピヴェット」の話をすると、いつの間にか「エイリアン4」の話になっていた。
05:04
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行き止まりにショートケーキ
2014.11.21 Friday
ここからは立ち入り禁止と言われたらぼんやり眺めるだけの人生(那由多)
バイキングの予定やったのに胃が心配なので中止に。
そのかわり「天才スピヴェット」3D版を観た。3D、とてもよかった。虫眼鏡で精巧なミニチュアをじっくり見たような感じ。からくり時計の人形が、動き出す時間になって一斉に動いているのを見ているような幸せな気持ちになった。ドミニク・ピノンもええ感じで出てた。
03:54
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スワンシネマ
2014.11.19 Wednesday
横顔を見せ合いながら映写機の悶えやむまですわる二時間(寺井龍哉)
「映写機の悶え」、いいなぁ。映画館に行きたくなる。
相棒をみていたら三輪ひとみがでてきて、ホラーな空気を味わえた。
22:00
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鳩の言い分
2014.11.18 Tuesday
近づけば踏み潰す気で見ていたら鳩は僕との距離を保った(岡野大嗣)
ミスド、駅前に作ってほしい。無駄にフロレスタが駅前にある。駅近くのビル、1階にシアトルズベストコーヒー、2階にスターバックスがあるのでどちらかミスドになってほしい。
「天才スピヴェット」は3Dで観た方が楽しそうだけれど、神戸では3Dをしてるところがない。
22:27
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みつあみの憂鬱
2014.11.17 Monday
きみたちは似てるねってもう聞き飽きて二頭の白い蝶すれちがう(やすたけまり)
「トム・アット・ザ・ファーム」のパンフレット、春日武彦×吉野朔実の対談が載っている。
観に行って買いたい。
20:29
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イヌードル
2014.11.16 Sunday
野に放つ いずれ戻って来るまでの犬の姿は指で隠せる(久石ソナ)
得も言われぬ焦燥感や不全感があるときは春日武彦を読む。「本当は不気味で怖ろしい自分探し」の冒頭の”いつだってわたしたちはサイズの合わない服を無理に着ているような気分で日々を過ごさねばならない”が好き。ボルゾイの小便の話も動物ビスケットの話も好きだ。
23:40
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くもりの配達
2014.11.15 Saturday
曇り日のきみの瞳のなかに建つ屋敷へそっと犬を放した(堂園昌彦)
胃痛は冷えが原因らしいので、石油ストーブを出した。
テレビをつけたら、精神科の患者さんが自分で病名をつけていて、その自己病名が興味深かった。無人島漂流型とか。
23:48
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空の底
2014.11.14 Friday
ふと空を見上げる理由あるならば例えばそれは息継ぎに似て(若草のみち)
気になっていた「先生の白い嘘」をhontポイントとクーポンで買ってすぐ読んだ。性の縮図のようだと思ったけれど、縮めたんじゃなくてほんとそのままのような気がする。今まで言ってなかっただけで。3巻が早く読みたい。
22:32
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星座をつくる仕事
2014.11.14 Friday
てっぺんはすぐそこなのにちょこれいとぐりこぱいなっぷるって遊ぶ(黒崎立体)
胃が痛くて病院へ行ったのに、胃よりも貧血の方を心配され血液検査をした。検査の結果、鉄分が異常に足りていないので鉄分の錠剤を一か月分出された。帰りにXシリーズの新刊「サイタ×サイタ」を購入。
22:18
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そっと好かれる
2014.11.12 Wednesday
捕まえたら幸せになれるらしいので秋風のしっぽ、しっぽください(飯田彩乃)
朝からひどい胃痛に襲われて、病院に行った。初めて点滴をした。
22:07
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ねむる化石
2014.11.12 Wednesday
袖口を嗅ぐだけでねむたくなれる部屋着で過ごすうつくしい日々(岡野大嗣)
内田樹×名越康文の「14歳の子を持つ親たちへ」を読み返したら「ホムンクルス」の最終回の救いのなさを唐突に思い出して気分が沈んだ。結局は狂人にでもならないと本当の安らぎってこないんやなぁと暗くなったので、他の人は最終回をどう解釈したのか調べていたら夜中になっていた。
00:22
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ポッキー狩り
2014.11.11 Tuesday
いつだって最後の一人は苦手だとしばらく放っておいた死神(やじこ)
「君は永遠にそいつらより若い」、以前読んだ時よりすごく面白い。
主人公のホリガイさんの卒論『中国系映画監督と日本の女子の結婚観』、いいなぁ。ホリガイさんに「私は好きな映画はチャン・イーモウの『紅夢』で結婚したいのはアン・リー」って答えたい。
17:55
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さむい部屋
2014.11.10 Monday
嫌な目に遭わないように部屋にいる 何もしていないのとは違う(島坂準一)
京都府立植物園の苔・こけ・コケ展に行きたい。
マラソンリーディングも文学フリマもプロムナード現代短歌も行けないので、京都で苔を観ようと思う。 「コケをあしらう魔法の鉢づくり」「コケを愛でる 文学に現れる苔」「コケはじめ」 などイベントもたくさんある。
17:26
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冬の夢
2014.11.09 Sunday
ポケットを裏がへすやうにあなたからゆめのはなしを始めてください(木下こう)
「ポケットを裏がへすやうに」ってどんなんやろうと考えていて、ポケットが裏返ってだらんと出ている様子は、内臓が出てるようでグロテスクだと思った。伊藤潤二の「睡魔の部屋」を思い出した。
13:30
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夜の底
2014.11.07 Friday
少しずつ眠れぬ夜は減ってゆき気づけば一人ぼっちの羊(中畑智江)
家の柚子がたわわに実った。毎日柚子風呂ができるから幸せ。
22:38
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さかだちロゼット
2014.11.06 Thursday
伝えたいことがあるので逆立ちと火の輪くぐりをマスターしたい(月夜野みかん)
逆立ちができたらなんでもできそうな気がする。
桂小金治さん、亡くなられたのか。「貸間あり」がまた観たい。
23:54
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本と流れ星
2014.11.06 Thursday
神様の編んだセーター襟首のほつれ無慈悲に拡がってゆく(竹林ミ來)
でも多分俺に興味はないんだろう 巻いたストールやっぱりほどく
糸くずがついているよと引っ張ればそこから長い長い泥沼
布団から手だけ伸ばしてリモコンを探すさまよういのちのように
直接は言えないことがデザートと一緒に喉を通過していく
ドーナツの穴を通して朗読をしようとろける甘い詩歌を
ジョホールバルの歓喜のあとのフランスは濃い芝の色だけの記憶に
竹林さんのブログ
miraichik
の10月から好きな歌七首。
23:35
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漂流シネマ
2014.11.04 Tuesday
ぼくはただあなたになりたいだけなのにふたりならんで映画を見てる(斉藤斎藤)
ちょっとずつ読んでた津村記久子「エヴリシング・フロウズ」が読み終わってしまった。
よかった。津村さんの小説を読むと嘘じゃない希望みたいなのを感じてとても好きだ。
タイトルも読み終わってからめっちゃいい!って気が付いた。
大阪のイケアには行かなあかんとか関西に住んでてよかったとかいろいろ思うことがたくさんで
とりあえずデビュー作の「君は永遠にそいつらより若い」を読み返しはじめた。
23:53
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三時のこたつ
2014.11.03 Monday
終末が来るとコタツに逃げこめばふたり人間ばなれの体温(谷川電話)
こたつを出した。
「かつてじんるいをめつぼうのふちにおいこむげんいんとなったこたつ(竹林ミ來)」の季節だ。
00:16
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木もれ日点灯式
2014.11.03 Monday
並木道ゆく人の背に配られた木もれ日ひかる切符のように(橘高なつめ)
情熱大陸でヒグマ猟師をみていたら、こどもの頃くり返し読んだ白土三平の「シートン動物記」を思い出した。妹とくり返し読み過ぎて、本がばらばらに崩れてきても大事に読んでいた。熊の一生の話は特に好きだった。
00:03
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カラマリ・ユニオン
2014.11.01 Saturday
きみが十一月だったのか、そういうと、十一月は少しわらった(フラワーしげる)
夜、「ツリー・オブ・ライフ」を観た。
ブラッド・ピット、ショーン・ペンが出てるから手堅い映画やろうと思ってたのに
すごい怪作で、テレビでしてなかったらずっと知らないままだったのでテレビに感謝した。
23:10
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