1日と一首と1枚
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
雲一枚分

この海にぴったりとした蓋がないように繋いだ手からさびしい/虫武一俊

 

パンのペリカンのカフェ、行きたい。

むくむくの夜

誰も手をつないでくれず夜が来た/山内令南

 

『甘いお菓子は食べません』、やっぱり「残欠」がすごい。新刊の『劇団42歳♂』も読みたい。

 

枝豆は見ない、ポテトフライは揚げない。ビールが飲みたくなるから。ジューシーなステーキは食べない。赤ワインが飲みたくなるから。とろりとした刺身は食べない。日本酒が飲みたくなるから。チーズも焼き鳥もモツ煮込みも食べない。飲めばくだらない話ばかりして笑いあった幼馴染みとは昼にしか会わない。夜、酒を飲まずに楽しく過ごしたとしても、その後で何かが絶対に足りなくて泣きたくなるほど落ち込むから。仕事はしない。どんな単純作業のアルバイトでも、終わった後の一杯がどんなにうまいかを思い出して気が狂いそうになるから。夕方は出歩かない。月は眺めない。山は登らない。温泉は行かない。夜にジャズは聴かない。落語なんか決して聞かない。村上春樹や川上弘美の書いたものは読まない。小津映画は観ない。おせち料理はつくらない。徳利やワイングラスは割って捨てた。ドレスも捨てた。パーティーには二度と行かないから。コンサートは行かない。お祭りは行かない。夜に夫と二人で出かけない――。(田中兆子「残欠」『甘いお菓子は食べません』)

忘れられた猫

リプトンをカップにしずめてゆっくりと振り子のように記憶をゆらす/蒼井杏

 

伊藤くんA to E、おもしろい。ドラマも映画もするってどういうことやろうってみたけれど、こういうことか、と思った。

ひんやりしたみずうみ

眠ることしくじった夜に漕ぎ出でる記憶の断片浮かぶみずうみ/ふらみらり

 

トットてれびをみていて、北村有起哉さん一人二役かあって思っていたら、三木のり平役は小松和重さんだった。

底までいけない

深部にあるやわらかくかつしたたかなかなしみ海と名づけたくなる/吉野裕之

 

コードレスでいこかが終わってしまうので、心のよりどころが血液型ゾーンだけになってしまった。

麺の旅2017

夏休みお昼ごはんに次々と姿を変えて迫り来る麺/竹林ミ來

 

竹林さんがちょいちょいミ來週報で『きょうごめん行けないんだ』を出してくれてうれしい。

『ウエストウイング』にもヒロシ出てるので読んでって言いたくなった。

「上泉雄一のええなぁ!」をぼんやり聴いてたら、津村記久子さんが出てきてびっくりした。

次の星まで

老犬を抱えて帰るいつか思い出す重さになると思いながら/岡野大嗣

 

この短歌、『スローターハウス5』の老犬を抱えて階段のぼるシーンを思い出す。

 

吉田昌生さんの『こころが軽くなる マインドフルネスの本』の表紙や中のイラストを描きました。

ちょうどマトリックスを久しぶりに観たところで、この本とつながるところが多いです。

甘くてやわらかいけど痛い

なんとなくショートケーキのイチゴとは仲良くなれる気がしなかった/宇野なずき

 

『リング』は何回観ても、真田広之が登場するまでが好きで、おそろしいことに触れてしまったのはわかるけど、なんかわからない状態がいい。あと久しぶりに観て思ったのが、呪いのビデオによって元夫とまたつながることになって、人って何がきっかけでもう一度会うことになるかわからないなと思った。

ケーキまでの距離

倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使/岡野大嗣

 

リング、マトリックス、草原の輝きを観た。

深夜に日本夜景めぐり「東京」をしていて、これもう一度観たかったやつと思って、今回は録画した。

さくらんぼ部隊

苺なのか苺なのかと責められる/柳本々々

 

土曜日にはりーさんの展示《花の命とヤバい女の子/八百比丘尼》をまひろさんと観に行った。一番乗りで、ぱらいソーダ、カフェオレ、バナナジュースを飲み、長々と居座った。もう一度観に行きそうな気がする。